ソフィア フィトセラピーフォーラム

2008年5月24日、会場となった東京新宿文化センターには1150名もの皆さまにお集まりいただきました。

スピリチュアリズムと植物療法(フィトセラピー)を、医療現場、特に真の癒しを必要とする緩和ケアの現場において生かすにはどうしたらいいのか。

かつてない取り組みの第一歩となったソフィアフィトセラピーフォーラム「植物と癒し」は、ソフィアカレッジ代表 林真一郎とともに、緩和ケアの現場に立つ黒丸尊治先生、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんを講師に迎えたことで、幅広い層の多くの方々にご来場いただき、ともに歩み出すための貴重な場となりました。

池田明子

池田 明子
講演テーマ『新しい時代の医療に向けて』
私が臨床検査技師として病院に勤務していた25年ほど前は、新薬が注目を浴びる一方で代替医療や緩和ケアが注目されることはほとんどなく、スピリチュアルケアは概念すらありませんでした。今、真の癒しが切実に求められる医療現場にて、植物療法、魂のケアを実践する方法の確立が求められています。

【プロフィール】
ソフィア フィトセラピーカレッジ学校長。株式会社ソフィアハーモニー代表。臨床検査技師として病院に勤務する中で東洋医学、アーユルヴェーダ、アロマテラピー、植物療法(フィトセラピー)の世界を探究。その後「グリーンフラスコアロマテラピースクール」などで学びを深める。2006年に初心者からプロ・セラピスト志願者までが学べる「ソフィア フィトセラピーカレッジ」を、アロマセラピーの第一人者、林真一郎と共に設立。植物療法の確かな技術と心を伝える。雑誌連載や、芸能、文化活動は多岐にわたる。著書に『フィトセラピー生活12ヵ月』(主婦の友社)。

黒丸尊治
黒丸 尊治
講演テーマ『緩和ケアの現場よりの報告』
緩和ケアは終末期の患者さんだけが対象なのではなく、病の告知の段階から始まるもの。身体症状と精神的苦痛の両方に対応し、最後の瞬間まで治療を望む患者さんがいれば期待に応えるのも緩和ケアの一つのあり方です。絶対に正しい、間違っているというものはなく、代替医療やスピリチュアルケアについても多種多様な視点からの柔軟性が必要です。

【プロフィール】
彦根市立病院緩和ケア科部長
1959年東京都生まれ、信州大学医学部卒。洛和会音羽病院心療内科部長などを経て、2002年11月より現職。がんという診断がついた段階から死に至るまでのすべての段階で緩和ケアが必要であるという観点から、現在緩和医療に取り組んでいる。
著書に 『心の治癒力をうまく引きだす』 『がんばらず、あきらめないがんの緩和医療』 (以上築地書館)などがある。

林真一郎
林 真一郎
講演テーマ『ホリスティック医学とアロマテラピー 』
自然治癒力を原点とするホリスティック医学の一環として、アロマテラピーのオイルマッサージがあげられます。たとえばラベンダーの精油には鎮痛作用や鎮静作用、抗不安作用があり、心と体どちらの痛みにも作用するもので、セラピストの温かい手は孤独に対する安心感をもたらすものです。

【プロフィール】
ソフィアフィトセラピーカレッジ代表。グリーンフラスコ株式会社代表。東邦大学薬学部客員講師、薬剤師。日本におけるアロマセラピーの第一人者。ハーブやアロマセラピーなどの自然療法に興味を持ち研究を進める中で、その実践の場としてグリーンフラスコを設立。医師、薬剤師、助産師などとネットワークを作り、情報交換を行いながらアロマテラピーやハーブ療法の普及に取り組む。著書に『緑の薬箱 ハーブセラピー』(NHK出版)、『メディカルハーブの事典』『アロマテラピーの事典』(東京堂出版)『メディカルハーブLESSON』『アロマテラピーLESSON』(主婦の友社)など多数。

江原 啓之
江原 啓之
講演テーマ『スピリチュアル・ケアの基礎知識』
日本人が昔から持っていた、目に見えないものを信じ敬う心が、いま急速に失われつつあります。スピリチュアルケアとは、特殊な能力を持つ人間が施すものではなく、医学に対抗するものでもありません。全人類的な大きな愛「大我」に基づく行動が、医療をはじめ、世の中を大きく変えていきます。

【プロフィール】
1964年生まれ。1989年、スピリチュアリズム研究所設立。『幸運を引きよせるスピリチュアル・ブック』、『苦難の乗り越え方』、『人間の絆』、『人生に無駄はない』など、著書多数。テレビや雑誌などでの活動にとどまらず、スピリチュアル・アーティストとして『愛の詩』、『Live!! EHARA 20th Anniversary Concert』など5枚のCDをリリース。活動20周年を迎える今年は、関西二期会『セヴィリアの理髪師』 に特別出演し、オペラデビューを果たす。音楽分野での活動にも注目が集まっている。

パネルディスカッション&質疑応答
現代の病院という大組織では、代替医療やスピリチュアリズムなど新しいものを取り入れることは容易ではありません。しかし、緩和ケアの現場において、医師と患者が声をあげることで、組織は動かざるをえなくなります。当初は反発を受けたとしても、実際に喜ばれるケア、求められるケアは、必ず認められていくはずです。一人一人の声が重要です。



 
 
 
 
 
 
 
    協力:グリーン フラスコ


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