ドイツには多くの地域で薬草園が見られます。その園内には「ヒルデガルトの植物区画」が特別に設けられている所も少なくありません。12世紀の修道女ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179)が50歳を過ぎてから執筆した「フィジカ」(自然学)では薬草230種、樹木63種の解説がなされ、今に生かされています。

この講座では、ヒルデガルトを通して植物のパワーを学び、彼女の人となりを知る手がかりになる知識を探求していきましょう。

こんな方におすすめです

  • 修道院に伝わるハーブ処方を生活に役立てたい方
  • 自分の人生を豊かにする、ヒルデガルトの愛に満ちた薬学の知恵を学びたい方
  • マニアックなフィトセラピーの知識を身に着けたい方

Zoomを利用したオンライン講座(後日録画視聴OK)と、教室へ来校する対面講座を選ぶことが出来ます。

ヒルデガルトの植物を学ぶ会 概要

講座時間

13:00~15:00

次次回以降は6月3日、9月2日、12月2日に実施します

持ち物

『ヒルデガルドの精神療法 35の美徳と悪徳』は絶版のため、書店での購入が難しい状況となっております。講座当日までに入手することが難しい場合/お持ちでない場合は、数百円前後のレジュメ代を当日別途徴収する場合があります。

講座の内容

★聖ヒルデガルトの病因と治療より〜魂の存在について  林 真一郎
わが国においてもこころと身体の関係を科学的に研究し医療に役立てようとする心身医学が試みられています。その一方で魂については取り組みが遅れています。そこで聖ヒルデガルトの魂についての捉え方についてみていきたいと思います。

★春に毒素排出の植物 ワームウッド ニガヨモギ(Artemisia absinthium)  豊泉 真知子

春になると日本でも苦い薬草を天ぷら等にして食し、冬の間にため込んだ毒素を排出しますが、ヒルデガルトはニガヨモギを強く薦めています。ドイツの方々は欠かさずニガヨモギ・エリキシル を作り、この苦さで健康を維持しています。 ヒルデガルトのフィシカには次のように書かれています。「ニガヨモギは温の性質が強く、力強くて、あらゆる消耗に対して最も重要な植物です。…生のニガヨモギをつぶして、布で液汁を濾します。ハチミツを加えたワインを煮て(ただしあまり強火で沸騰させないようにして)その中にニガヨモギの液汁を注ぎます。ワインとハチミツの香りより、ニガヨモギの香りが勝るくらいの量を入れます。これを5月から10 月まで3 日おきに朝食前に飲みます。これは Lanchsucht(腎臓の機能不全)とメランコリー(黒胆汁)を取り除き、目をクリアにし、心臓を強くし、肺の病気を防ぎます。また、胃を温め、内臓を浄化して、消化を助けます。」

★魂に宿る 35 の美徳と悪徳  脊椎は第6 頸椎「忍耐を活動させる」怒り―忍耐  豊泉 真知子
ここの器官は肩と腕、腕の筋肉、親指、心臓、肺、胃腸、上腕と肩の痛み、首のこり、テニス肘、自己免疫疾患等です。

精神療法は節食療法(特に胆汁質で怒りっぽい人に)冷水で鍛える。ネロリ精油でマッサ ージ。
宝石はカルセドニー(ストレスや欲求不満に) 「天使の忍耐」はブルーです。

この講座で扱う
ハーブと精油

ハーブ:ワームウッド ニガヨモギ

受講料

一般/協会員ともに税込¥3,850-(税抜¥3,500-)

軽食付きの回のみ、一般/協会員ともに税込¥5,500-(税抜¥5,500-)

※数百円前後のレジュメ代を当日別途徴収する場合があります。

講師

受講者の声

  • 雑誌でヒルデガルトのことを知りました。林先生と豊泉先生のお話が大変興味深く、科学や医学が発達する前の時代の人々の暮らしや、植物と信仰が心の深い部分とつながっていることが理解できました。

    (会社員 30代 Tさま)
  • 長く続いている講座と聞いていたので途中から参加するのは勇気がいりましたが、1回ごとに完結する講座だったので安心でした。夜間の講座なので仕事帰りに通っています。毎年クリスマスの時期に軽食付きの特別な講座が開催されるので、楽しみにしています!

    (公務員 40代 Kさま)

開催地域について

この講座は、自由が丘本校で開催しております。また、Zoomを利用したオンライン講座(後日録画視聴OK)と、教室へ来校する対面講座を選ぶことが出来ます。